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朝、シャワーを浴びて出発。
パリは今日までの予定なので、荷物をオーステルリッツ駅に預け、
ついでにクシェット(簡易寝台)の予約を取った。
メトロでオデオンまで行き、飲食店街を散策しながら、セーヌ川を渡り、ノートルダム寺院へ。
中に入ってみると、日曜日なのでミサの途中で、パイプオルガンの音が・・・
「な、なんだ!この音は!」初めて聞いた石造りの教会の中で演奏される生のパイプオルガンの
音に素直に感動し、聞き入ってしまった。

日本にこんな教会があれば、洗礼を受けて毎週行くかもしれないと、的外れなことを考えながら、
腹が減ったので、先程通った飲食店街へ。
何軒か見て、混んでそうな店に入った。
例のごとく、メニューを見てもサッパリ。
「ムニュ」(定食)と覚えたての単語を使ってみる。
いわゆるプリフィクスで、前菜とメイン、を数種類の中から選ぶ。
どうせ解らないので、適当に指差し「これとこれ」とオーダーした。
私は好き嫌いが全くない良い子なので、何が出ても楽しめる。
出てきたのは、パテとステーキとフルーツポンチだった。
感心したのは、庶民的な安い店にもかかわらず、せかされることなく、
ゆっくりとしたペースで次の皿が出てくることと、メインを食べ終わってタイミングよく、
デザートを訊きに来てくれることだ。
フランス人の食事の感覚やこだわりを垣間見たような気がした。
さあ、スペインへ。
パリからドイツ方面へ行くのも迷ったが、深い意味なくスペインに惹かれた。
簡単な夕食の買い物を済ませ、列車へ乗り込む。
中で、早稲田の学生K氏と知り合い、マドリードとバルセロナでは行動を共にすることにした。
列車ではなぜかあまり眠れなかった。
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