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例のごとく朝早く目覚め、伸びた髭を剃った。
泊まったB&Bはさすがにロンドンのそれとは違い、綺麗なガーデンとそれを眺められる
凝ったダイニングルームがあり、朝食も豪華で美味しかった。
準備をして出発。
城壁の辺りやブルートパークを散策し、ベンチに座って休んでいると、
通る人が「こんにちは」とあいさつしてくる。
田舎の人は愛想がいいなぁなんて思いながら、葉書を書いた。
ここではさすがに日本人に会わない。

郵便局で葉書を出した後、ランチは軽くハンバーガーで済ませ、列車に乗り込んだ。
今日中に大陸に渡れるだろうか。と考えながら、列車に揺られていると、
なんと途中で止まってしまった。
アナウンスがあったが、もちろん聞き取れない。
しばらくすると引き返し始めた。
どうなることかと思ったが、違うルートを通り、2時間遅れでロンドンに到着。
しかし、予定が狂い、ロンドンでもう1泊することにした。
ヴィクトリア駅の近くにもB&Bが多いらしいので行ってみたのだが、大当たりで、
25ポンドで値段は普通だが、改装したてのようで、すごく良かった。

少し休んで、買い物に出かけ、近所のスーパーでいろいろ買い、
近くにあったパブにふらりと入ってビールを頼んだ。
テーブル席に座って飲んでいると、横に日本人らしき女の子とイギリス人の彼氏が座った。
彼氏が「どこから来たの?」と声をかけてきた。
「日本から」
「じゃあ、彼女と一緒だ。」
彼女に「日本の方ですか?」と聞くと、
「ええ、東京から留学で・・・」
「へえ」
という感じで、いろいろ3人で話していると、酔っ払いの老人が近寄ってきた。
へべれけで、何を言っているのか全く解らなかったが、日本から来たと言うと、
「おぉ、日本か!日本は素晴らしい国だ!ロシアはもう終わっている!ダメだ!
日本人はすごい!」とやたら褒めていたが、傷ついたレコードのように同じ事を何度も繰り返す。
酔っ払いはどこの国でも同じだなと思っていると、とうとう店員に放り出されてしまった。
女の子にビールをおごってもらい、結構飲んだ。
そして、少し通訳してもらいながら、3人でいろんなことを話した。
エイズの話、タトゥーの話、ヨーロッパの国々の話、日本男子の女性の扱い方が下手だという話、
などなど、2時間ぐらい一緒にいて、握手をして別れた。
楽しいひとときを過ごせた。
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