旅日記

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              旅日記

        
 ●初めての海外旅行(1991年)
        UK → フランス → スペイン → イタリア
 
 4日目 カーディフ → ロンドン

例のごとく朝早く目覚め、伸びた髭を剃った。
泊まったB&Bはさすがにロンドンのそれとは違い、綺麗なガーデンとそれを眺められる
凝ったダイニングルームがあり、朝食も豪華で美味しかった。

準備をして出発。
城壁の辺りやブルートパークを散策し、ベンチに座って休んでいると、
通る人が「こんにちは」とあいさつしてくる。
田舎の人は愛想がいいなぁなんて思いながら、葉書を書いた。
ここではさすがに日本人に会わない。

 

郵便局で葉書を出した後、ランチは軽くハンバーガーで済ませ、列車に乗り込んだ。
今日中に大陸に渡れるだろうか。と考えながら、列車に揺られていると、
なんと途中で止まってしまった。
アナウンスがあったが、もちろん聞き取れない。
しばらくすると引き返し始めた。
どうなることかと思ったが、違うルートを通り、2時間遅れでロンドンに到着。

しかし、予定が狂い、ロンドンでもう1泊することにした。
ヴィクトリア駅の近くにもB&Bが多いらしいので行ってみたのだが、大当たりで、
25ポンドで値段は普通だが、改装したてのようで、すごく良かった。



少し休んで、買い物に出かけ、近所のスーパーでいろいろ買い、
近くにあったパブにふらりと入ってビールを頼んだ。

テーブル席に座って飲んでいると、横に日本人らしき女の子とイギリス人の彼氏が座った。
彼氏が「どこから来たの?」と声をかけてきた。
「日本から」
「じゃあ、彼女と一緒だ。」
彼女に「日本の方ですか?」と聞くと、
「ええ、東京から留学で・・・」
「へえ」
という感じで、いろいろ3人で話していると、酔っ払いの老人が近寄ってきた。
へべれけで、何を言っているのか全く解らなかったが、日本から来たと言うと、
「おぉ、日本か!日本は素晴らしい国だ!ロシアはもう終わっている!ダメだ!
日本人はすごい!」とやたら褒めていたが、傷ついたレコードのように同じ事を何度も繰り返す。
酔っ払いはどこの国でも同じだなと思っていると、とうとう店員に放り出されてしまった。

女の子にビールをおごってもらい、結構飲んだ。
そして、少し通訳してもらいながら、3人でいろんなことを話した。
エイズの話、タトゥーの話、ヨーロッパの国々の話、日本男子の女性の扱い方が下手だという話、
などなど、2時間ぐらい一緒にいて、握手をして別れた。
楽しいひとときを過ごせた。
 
 5日目 ロンドン → パリ

朝、予定より少し寝過ごし、朝食をとって出発。
ホテルを出るとき、フロントのおっさんに「きれいな部屋やったわ。」
と言うと喜んで、「朝食はどうやった?うまかったか?」と聞いてきたので
「うまかったわ」と答えてやった。

ヴィクトリア駅からドーヴァーに向かう。
途中の景色を楽しみながら、2時間ぐらいで到着。

海岸は白い絶壁で、その上に城がそびえ立っていた。
フェリーのチケットを買い、乗り込む。
ドーヴァー海峡の絶景を楽しみながら、カレイへ到着。



しかし、接続している列車がない・・・
4時間待ちで、しかも両替所も見当たらない。
このままだと、パリに着くのは夜中。
おまけに腹ペコ。

迷ったが、都会なら何とかなると思い、パリへ。
夜中12時頃着き、何とかガイドブックに載っていたホテルにチェックイン。
少し高かったが、もう今から探す気にもなれなかったのであきらめた。
腹は減っていたが、あきらめてフテ寝した。

 
 6日目 パリ

軽い朝食をとり、チェックアウト。
両替を済ませ、メトロに乗ろうとしたところで、京都の学生と知り合い、
インフォメーションに一緒に行き、情報交換もした。
彼はル・マンに行くといったので、そこで別れてルーブル美術館に行った。
とんでもない規模だ。美術史に疎いので、あまり詳しく解らなかったが、
とにかく圧倒された。もちろんモナリザは見たが、あまりの人だかりで、
近くで見れなかった。オルセー美術館の方が楽しめたのでは・・・



その後、シャンゼリゼ通りをぶらぶらと凱旋門の方へ。



途中の銀行で両替を済ませて、椅子に座っていると、日本人の女の子がアメックスのオフィスの
場所を尋ねてきた。かわいい子だったということもあり(!)、その流れで色々話していると、
短期留学で友達のところに滞在しているらしい。
お茶でもということだったので、カフェに入り、パリのことを色々教えてもらった。

彼女曰く、「パリは高いところから見るときれいなのよ。」
ということなので、一緒にモンパルナスタワーに向かった。

確かに上から見下ろす景色は最高で、パリの整った町並みを一望することができた。
ふと見ると、彼女はやたら建物の写真を撮っている。
聞いてみると、父上が著名な建築家で、パリの建築物の写真を撮るように頼まれているそうだ。
そう言われれば、なんか話しててお嬢っぽいというか、住んでる世界が違う感じがしていた。

その後、モンパルナス駅の前で別れ、ホテルを探した。
幸いにもすぐに見つかり、チェックイン。
早速、あたりに散歩に出かけた。
なんか観光地を巡るより、街中を歩いている方が楽しい。

さあ、今夜は何を食べようかとぶらぶら・・・
ブラッスリーやレストランはどこも賑わっていた。
良さげなブラッスリーに入り、全く解らないフランス語のメニューに見当をつけ、
ステーキ&チップスをオーダーした。日本のステーキと違い肉はしっかりした歯ごたえで、
かといって硬くもなく、味は濃いような気がした。

 
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